有名人の姓名本質リーディング(12)「又吉直樹」芥川賞作家&漫才師
この(12)「有名人の姓名本質リーディング」は、大阪で悩みをお名前と潜在意識から読み解く本質と使命とトラウマの「姓名本質リーディング」の姓名リーダー三宅麗子のブログ(投稿頁)です。
★有名人の姓名本質リーディング(12)
◆「又吉直樹」芥川賞作家&漫才師
今回は、今年最大の話題(芥川賞受賞)をさらった「又吉直樹」氏を姓名本質リーディングしてみたいと思いました。彼が大阪出身と聞いて、大阪人間としては、なんとなく鼻が高いです。又吉さん、大阪の誇りをありがとう。
さて「又吉直樹」氏の「図象符」は、①「マタヨシナホキ」と②「マタヨシナオキ」の二つあります。それによって「神名」も変わります。(一部敬称略)
どちらの「図象符」が良いとか悪いとかは一概には言えませんが、やはり私は古来からの①「マタヨシナホキ」を意識して頂きたいと存じます。なぜならば、「神名」が②「マタヨシナオキ」では全く無いのです。
「図象符」の①「マタヨシナホキ」は、縦線横線が赤で「天津神」、「国津神」にしっかり守られておりますので、イザというときはこちらが影響を受けるでしょう。今回もこちらが幸運を運んできたのではないでしょうか?
彼の職業は、自由業なので、「個人」そのものに才能があるか否や、が重要なので、やはり「神名」がある①「ナホキ」の方が向いているでしょうが、ただ、②「ナオキ」の方は、横の「国津神」がない分、現実社会では苦労が多いでしょうが、その分悶々としたり、色々思索したりして、作家としての種や題材が得られやすいため、実際にクリエイティブな活動をするには力を発揮しますので、日常仕事をしたり作家活動をする段にはこちらの力を借りるのもいいでしょう。よって、「神名」が多い①「ナホキ」の方を意識するようにしましょう。しかし仕事をする時には②「ナオキ」、また書く時も②「ナオキ」でかまいません。要は意識の問題ですから…。②「ナオキ」の意識で書いて、書き終ったら①「ナホキ」を意識するというコトでしょうか。
また、彼のように、芸能人や作家として生きるには、あまり家族の縁は必要ありません。普段使用している「フリガナ」は、きっと②「ナオキ」の方でしょうから、彼は家族や親戚の縁が強いはずで、ベタベタした関係はマイナスなので、家族とは付かず離れずの関係が良く、決して頼ってはいけません。今後は、彼が家族を気遣うことが多くなるでしょう。
【神名解読(図象符)】の①「マタヨシナホキ」の「神名」は、6柱。多さでは普通でしょう。
①月読命(ツキヨミ)【天】。②塩土老翁神(シホツチヲヂ)()【国】。③上筒男神(ウハツツヲ)【天】。(以下略)。
これを見て感じたのですが、伊邪那岐命が「禊」をしている時の男の神名が多いので、山よりの海や水や浄化がプラスに作用するでしょうか。バサバサ頭は普通の人はできません。彼だからこそできるのは、内面が常に浄化され清められているからでしょうか。きっと彼は作家を意識してのこの髪形なのでしょう。いよいよこの髪形が、神形として変貌を遂げつつあるのでしょうか。偶然ではないような…。とにかく清潔感が大事です。
また、「月読命」は、須佐之男命の影に隠れて、ホント、目立たない神様ですが、私はこの神様は本当は凄い神様ではないかと思っています。何かの理由で、隠されたのではと…。彼のイメージは 決して「日の神様」ではないので、「月の神様」は当たらずとも遠からず…。
「塩土老翁神」は白髪の仙人のようなイメージが漂い、月読命同様、彼にぴったりな感じがします。私はなんとなく、納得で、独り悦に入ってしまいました。
②「マタヨシナオキ」の「神名」は、無し。
【言霊解読(一音多義)】 では、「名」の①「ナホキ」は、「男・火」となり、②「ナオキ」は「中・中」で、彼は、①「ナホキ」をより意識すれば、もう少し外見的には男っぽくなりますが、内面はより女性的になるでしょう。これは作家や芸人にとってはプラスです。
「姓名」全体では、①「マタヨシナホキ」が「男・火」で女性性が強く、②「マタヨシナオキ」は「男・水」で男性性が強いので、前者の方が、やはり、作家活動には、繊細な文章が書けるのではないでしょうか。芸能活動も女性的な精神を持っている人の方が大成しやすいでしょう。ただ、その分、男としての普通の生活(結婚)からは遠のくでしょうが…。
【エネルギー解読】では、今年、「35才」という人生で一番エネルギーの強い年のパワーが、受賞に影響したのでしょうか。他の年では、受賞を逸したかも?
普通の人は、この「35才」前後で、人生を見つめ直す時期であり、悶々と悩む人も多いのです。彼は今までがその期間だったため、そのモンモンの思いを一気に作品にぶちまけた結果、開花したのでしょう、それが35才という神が味方した年だった…。
【姓名解読(字源)】では、「姓」の「又」「吉」とも「基字」なので、その意味の持つパワーが強いです。「又」は、手や右手に関係があります。「吉」は読んで字の如く。「直」は「|」と「目」があり、「樹」には「木」と「手」と「一」があります。
漫才師の口を使う職業よりも、彼には、「手」使う職業が向いているようです。
また「|」と「一」があるので、交差させて「十」、十字で、キリスト、真理を表します。それに「目」があるので、真理を追究するのに「目」が「心眼」の役目を果たすでしょう。彼ならば、いえ彼にしか書けない文章が、二つある「手」を使って書ける所以です。
さらに【姓名解読(字源)】ですが、「又」は、「物をかばう形をした右の手を描いたもので、右の原字。外からわをかけたようにかばう(佑)の意を含み、転じてわをかけてさらにそのうえに、の意の副詞となる。」とあり、
意味は、「また。その上にわをかけて。前のことの上にさらに。重ねて。もう一段と。助ける。かばう。みぎ。右にあてた用法。または。あるいは。」とある。
「吉」は、「壺をいっぱいにしてふたをした姿を描いたもので、内容の充実したこと。反対に、空虚なのを凶という。壹(壱。つぼいっぱい)と同系。また、隙間なく、充実した意を含み、結(つめる→ゆわえつける)・詰(問いつめる、いっぱいにつめる)とも同系。」とあり、
意味は、「よい。めでたいさま。さいわい。めでたいこと。もと占いのことば。願わしくてよいさま。けっこうである。初吉(ついたち)。」とある。
「直」は、「原字は、「|(まっすぐ)+目」で、まっすぐ目を向けることを示す。植(まっすぐたててうえる)・置(まっすぐたてておく)・勅(ととのう)・飭(まっすぐに正す)と同系。」とあり、
意味は、「なおし。なおくする。まっすぐなさま。まっすぐである。まっすぐにする。正直な人。なおきこと。まっすぐなこと。すなおさ。曲折をへずに。じかに。あたる。とのい。ちょうどその番にあたる。あたい。その物や仕事に相当するねだん。値に当てた用法。ただちに。じきに。すぐに。なおる。なおす。もとどおりになる。もとどおりにする。」とある。
「樹」は、「文字の真ん中の字は、太鼓、または豆(たかつき)を直立させたさま。尌はそれに寸(手)>を加えて、亠型にたてる動作を示す。樹は「木+尌」で、たった木のこと。豎(たてる)・逗(じっと立ち止まる)などと同系。」とある。
意味は、「き。たってはえているき。たちき。ついたて。たてて中を見えなくする小堀。たてる。たつ。うえる。亠型にじっとたてる。木をうえる。」とある。
「寸」は、「寸は「手+一印」で、手の指一本の幅のこと。一尺は手尺の一幅で、22.5センチ。指十本の幅がちょうど一尺に当たる。また、漢字をくみたてるときには、手、手をちょっとおく、手をつけるなどの意味をあらわす。」とあり、
意味は、「長さの単位。一寸は、一尺の十分の一。非常に短い。わずか。少し。はかる。寸法をはかる。人の気持をおしはかる。とき。「時」の字の略体として用いられた俗字。き。馬の背たけをはかる単位。」とある。
最後に、オーラに関係する「チャクラ解読」では、全体にエネルギーが喉やハートに集中しやすい。これは漫才師としてはプラスに作用しています。
ただ、「臍」と「みぞおち」がエネルギーが詰まりやすいので、胃や腸が弱く、精神的な負担は禁物です。常に丹田に意識を集中するようにしましょう。飄々としていますが、ああ見えて、心臓は強く、根っこがしっかりしていて、根性もあります。また、自然さや愛や癒し、優しさや平和や穏やかさが彼の心情です。
しかし、しなやかさやバランス、スピードとバイタリティーに欠けるきらいがあります。オレンジや黄色の下着をはき、お風呂では、シャワーを臍やみぞおちにお湯や水を当てて鍛えることが、弱点をプラスに転じるでしょう。
総論として、これからは①「マタヨシナホキ」を意識して生きていかれると、より、作家活動もまた、漫才師としても順風漫歩となるでしょう。但し、「吉」は、壺の中をいっぱいにしてこそ、内容が充実するとあるので、くれぐれも、書く事に枯渇しないようにしなければなりません。漫才師は、彼の引き出しを多くする、また満杯にするために必要なのでしょう。だから、今回、受賞の「火花」はそれを証明していると思います。これからは、いかに自分の関係のないことを書けるかが、今後の彼の評価に繋がってくるといっても過言ではないでしょう。
それゆえ、引き出しを満たすことを常に考えて、かといって、忙し過ぎるとよくありませんので、徐々に、漫才師から作家に足軸を移動させて。40代はじっくりじっくり充電するほうを考えたほうがいいかもしれません。いえいえ、やっぱり彼の飄々とした漫才も希少価値があるので、漫才も辞めてほしくはありませんが…。今後は、コメンテーターとして活躍されるのもいいかも。無価値なコトをべらべらしゃべるのではなく、一言のみが効くコメンテーターに…。要するに、やりたい仕事だけやって、書きたいことだけ書いて、というのが一番かもしれませんね。
漫才師だから受賞できた、特別扱いだ、まぐれだ、等というやっかみの意識(?)を跳ね飛ばすには、とにかく、二作目が真の勝負作品となるので、是非是非、焦らず、ゆっくりした精神で挑んでいって頂きたいと思います。
「ピース」という名も、これからの時代にはなくてはならない名でしょうね。漫才師も作家も今後の活躍が楽しみです。
ちなみに、私はまだ「火花」を読んでおりませんが、私のクセで、ベストセラー等はもっと落ち着いてから読みたいと思っています。
※注)この「姓名本質リーディング」は不完全ですので、正式な「姓名本質リーディング」ではないことをお断りさせて頂きます。「カウンセリング」ではご本人の「潜在意識」は、他の様々な直観イメージ技法や「姓名言霊カード」で行っております。
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