ヒト・モノ・コト直感感想!(13)古神道行者&霊能者「荒深道斉」
この(13)「ヒト・モノ・コト直感感想!」は大阪で悩みをお名前と潜在意識から読み解く本質と使命とトラウマの「姓名本質リーディング」の姓名リーダー三宅麗子のブログ(投稿頁)です。
★ヒト・モノ・コト直感感想!(13)
◆古神道行者&霊能者「荒深道斉」
心霊科学研究会の浅野和三郎の審神者によって、神武天皇の側近中の側近の道臣命が「荒深道斉」に神がかった霊だそうで、それにより「荒深道斉」は世に認められるようになっていったそうです。
だいぶ以前に、日本の精神や心や魂を知るべく、『古事記』や「言霊」や「霊魂」や「産土神社」のコトを勉強したくて、日本の霊能者の方々に興味を持ち、色々神道や古神道系の書物を読み漁った経験があります。
その中に、道ひらきの「荒深道斉」については、先の、相曽誠治氏のDVDでは、「荒深道斉は朝鮮人だから彼の説はダメ」、と喋っておられましたが、本当でしょうか?
私は、相曽誠治氏のDVDを買う前に、たくさんの「荒深道斉」関係の本を買い込んでいたのですが、その相曽氏のDVDで、一気に、難しい本を読む気が失せてしまったのです。私の直感も軟弱ではありますが…。
私はその前からずっと『古事記』以前の「上古代」のコトが知りたくて、色々調べていたのですが、なかなか現代の一般書籍では、それぞれに違う見解の諸説が氾濫していて、思うように満足する本に巡りあえなくて、昔の信用できる霊能者ならば、何か「上古代」を知る術が残されているかもしれないという思いで、色々集め出したのがきっかけです。
なぜ、「荒深道斉」に興味を持ったかといいますと、色々理由がありまして、彼は、①日本の心理学の草分けの一人、②有史以前研究の超心理的アプローチ、③根源人種の霊的進化論、④ヒフミ四十七音の言霊解釈、⑤「神道霊学四派」の開祖である4人の内の一人、⑤六甲の巨石文明を実地調査して研究されている等々というのが彼の本を買うきっかけでした。
「荒深道斉」の前には、川面凡児を調べたいと思って、『川面凡児全集』を買って読んでいたのですが、急遽、荒深道斉に切り替えた経緯があります。
ネットでは、「荒深道斉」は、「カタカムナ」にも影響を与えたとありますが、これは違うと思います。「カタカムナ」は、神道や霊学系統に入れるべき書物ではなく、物理学や哲科学の本で、楢崎皐月の長年の研究に対して大変失礼ですし、「荒深道斉」に対しても失礼です。荒深氏は、実際に六甲の巨石文明を調べられながら、一切、カタカムナの図象符など、全く発見されておられません。それほど重要な図象符ならば、一個や二個、岩に書かれた図象符を発見されてもおかしくないのでは? だから、楢崎皐月の図象符は、冷静な目で観ると、やはり…。
また、「荒深道斉」は、出口王仁三郎とは相容れなかったとありますが、偉大な霊能者ならば、仲良し感覚のほうがウソっぽいのでは? ただ、出口王仁三郎と違い、「荒深」の霊視や研究は、人のモノを参考にするよりも、自分で体験して調べるという方法を取っておられますので、私は、出口王仁三郎よりも、「荒深道斉」のほうを信用します。
また、「荒深道斉」は人類の起源を「猿」ではなく、「鳥」という説を唱えていますが…。巷では色々な説がありまして、最近では、「龍=ドラゴン」という説もまかり通っていますが…。
また、霊能者は、「鎮魂帰神」を唱えますが、「鎮魂」とは、魂を鎮めるためであり、これは天孫族が征服した原住民の怨霊を鎮めるためであり、また、「帰神」とは「魂振り」のコトで、これは国津神族が、用いたものだと、何かの本で読んだ記憶があります。
昔、「平和教」で、「神伝治療法」の基礎コースを習ったコトがありますが、そこは、霊動をプラスに捉えていて、これなどは、「魂振り」に当たるのではないでしょうか? 本を読んで行ったのですが、その時は、もう既に、教団に勢いがなく、「気学」や「姓名学」なども教えておられ、ちょっとがっかりしたことを記憶しております。
また、「荒深道斉」の言霊は、「ヒフミ四十七音」と言われますが、彼が主宰の「道ひらき」の二代目日立道根彦の本には『五十音言霊学』となっていますので、さて、どうでしょうか?
ただ、私は、これからも、「荒深道斉」や川面凡児は、もっと勉強したいと思っていますが、それはあくまで「日本人の精神性」の寄って立つモノをつかみたいから、に他なりません。とにかく、日本人とは何ぞや? を知って、自分の魂を腑に落としたいだけなのです。そして、それが、迷える方々を救う一助となれば、こんな嬉しいコトはございません。
●『古事記の宇宙説と地球成立・人生発生の真実』荒深道斉/米林悦子著
「荒深道斉翁の布止麻迩と自動書記によって明かされた古事記の驚くべき真実!我が国古代には固有の「日文字」があった!そこに書かれた壮大なる神々たちの創造とは。」アマゾンより。
●『神武太平記―道臣命在世記』荒深道斉/米林悦子著
「現代社会では信じられない自動書記による神武天皇の史実書。―筆者の手が自分の意思にかかわりなく自然に動いて書く「自動書記」による神武天皇の史実書。鎮魂の修練、水禊祓い、座禅、雄叫びを一日として欠かさず、修行によって得られた荒深道斉の書を口訳。」アマゾンより。
●『古神道秘訣(上巻・下巻)』荒深道斉著
「宮地巌夫・浅野和三郎・友清歓真によって開眼した謎の古神道行者・荒深道斉の幻の霊著を厳選網羅。(略)」八幡書店より。
●『風止麻邇言霊学』日立道根彦解説
「言霊学は文字通り言葉にこもる魂の学問です。わが国では古来より言霊のさきあう国とありますが、この意味は大和言葉の五十音には一音一音に込められた力すなわち命があり、この力により発する言葉により生成発展して幸福になるという意味です。(略)」道ひらきより。
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